花譜中国ワンマンライブ「宿声」不参加記(上海旅行記)
前乗りして観光してたらこれを食らったので、社会人パワーで贅沢三昧をして帰国した話。すべてをグダグダ書いたので3万字近くなってしまった。
『花譜 China 1st Solo Live「宿声」』上海公演についてのお知らせ pic.twitter.com/sqd2SxXr6d
— 花譜 information (@kaf_info) 2025年11月28日
準備
9月上旬あたりから 中国政府のサイト(?)で花譜が上海でライブをやる許可が出てるという噂がtwitterで回ってきたので、公式発表前ではあったが下調べをしたりduolingoを始めたりしていた。 久しぶりの海外旅行で一人旅は不安だったので、一緒に行く人も探したところ1人見つかった。 会場の場所を調べたときに、google mapが大嘘を教えてくるのには驚いた。山下智久のオタクのブログが無ければ気付かなかったかも知れない。ありがとう……
中国語学習については、duolingoだけだと発音のしかた分からなすぎたので、東外大言語モジュール|中国語|発音|実践編 を読んだ。あと語彙も発音も全く覚えられそうになかったので、最後の1ヶ月はAnkiでhttps://ankiweb.net/shared/info/535957505のHSK1の単語とかもやってた。
チケット購入についても、チケットが販売されてるDamaiのアプリがPlayストアに無くてAPKファイルをDLしてくる必要があるし、中国の電話番号も要求されるし、かなり大変だった。なんかiOSだと日本の電話番号で許されるとかいう噂もあるらしい。
飯の下調べについては様々なオタクに頼った方法を取った。具体的にはここらへんの情報を入手しておいた:
- 花譜のweiboや理芽のtwitterからは刘文祥麻辣烫
- つい最近中国ツアーをやってた大森靖子のオタクがまとめてくれている 大森さんの食べたもののハッシュタグから
- 點都徳という飲茶の店
- HEYTEAの清爽芭乐提
- ファミマの牛肉风味馅饼
あとは雑技団と黄浦江クルーズのチケットを取ったり、入国書類の事前準備をしたりもした。
花譜のインスタやbilibiliにアップロードされていた写真の場所についても、3つ中2つはネットに載ってたのでメモしておいた。
2025-11-27: 初日
たぶん北海道に行った時ぶりの成田第三ターミナルだった。チェックインも手荷物検査もほぼ待たずにスムーズに入れたので、適当にサンドイッチとペットボトルの水を買って時間を潰してたら両替を忘れてしまった。 飛行機は特に何事もなく無事到着。着陸の少し前に人工湖である滴水湖らしきものが見えたのがおもしろかった。あまりにも人工的な真円だった。 入国審査では免除されてるはずのビザ持ってるか聞かれてびっくりしたが、持ってないと答えたら普通に入国できた。 その後は預入手荷物が出てくるのを待った。友人は何も預けてなかったのでその間に両替を済ませていた。
ホテルへは2号線で行くつもりだったが、直前でリニアがあるらしいと聞いたのでそれも使うことにした。ブログに載ってた写真ではリニアのチケットカウンターの隣にも両替カウンターがあるようだったので、とりあえずリニアの駅に向かったところ、両替カウンターはリニアの乗車券の自販機になっていた。航空券の半券を窓口で見せてチケットを買うと割引で40元で買えるらしいので有人窓口に並んだ。2駅間を結ぶだけのリニアで券種もないので、半券を見せればすべての意図が通じ、Alipayも問題なく使えた。チケットと一緒に謎の紙を2枚もらって困惑したが、20元の金額固定領収書x2らしい。
改札で少し戸惑う素振りを見せたところ、チケットをタッチする場所を指で指して教えてもらった。非接触ICカードになってるらしい。リニアは加速がすごくてあっという間だった。車内に今の時速が表示されてるのがおもしろい。

ICカードになってる乗車券は降車時に回収された。その後地下鉄2号線に乗り換え。運賃の支払いについてはAlipayのアプリがあるということだけが分かってたけど、行ってみないと試せないので不安だったが、駅についてみるとVISAタッチが使えるってポスターがあってびっくり。試したら普通に乗れた。QRよりもずっと便利で良い。 中国語学習の効果が発揮され、地下鉄内が発毛の広告だらけであることが理解できた。日本みたいだな。 地下鉄の中で花譜楽がアップロードされた通知に気がついた。不細工と書かれていて、笹川真生だったらいいなと思いながら開いたらそうだった。地下鉄がうるさくてそこではまともに聞けなかったので後で聞くことにした。
会場の最寄り駅で降りてホテルを目指した。ホテルの隣は上海荟聚というモールで、駅から直結していたのでモールを通り抜けてみることにした。地図を見ながらホテルに近そうなモールの出口から出てホテルに入ったところ、裏口だったようでフロントが無かった。 大通りに面してる入口から入ったのにそこは裏口で、モールの別の出入口に面してるほうが正面だったらしい。 チェックインは英語が通じたので普通にできて安心。部屋に入ったらかなり豪華でびっくりした。素泊まりで一泊一万円ちょっとだったのに。
隣にザハがデザインしたという「SKYBRIDGE HQ 天会」という建造物があったので、そこで飯を探すことにした。行ってみたところオフィスビルっぽくて、特徴的な渡り廊下には入れなそうだったし、人がほぼ居なくて多くの店が閉まり始めていた。
ウーバーイーツ的な人がよく出入りしてて人気そうな麻辣湯があったので入ろうとしたが、よく見ると座席が机の上に上げられてて、デリバリー注文だけを受け付けている感じだったので諦めた。
まだやってそうな店を探すと小女当家という店があった。調べたらビュッフェ形式で取れる量り売りの定食屋らしく、注文には困らなそうだったので入店。食べ物を取ろうとしたところ、なにか話しかけられる。ジェスチャーを見ると1人15元と言っているようで、事前情報と違うので大困惑。翻訳アプリを使うと、1人15元で取り放題だと言っていた。
よく見るとキッチンスタッフらしき人たちも食事をしていて、どうやら閉店間際らしい。そのおかげで定額でいくらでも食べてよいという扱いになったんだと思う。ほぼ全部取ったため皿の上で混ざって何がなんだか分からなかったが、肉の煮たやつがおいしかった。レシートを見るとコーラを3つ買ったことになっていたので、そういうシステムがあるわけではなく、店主の裁量だった感じがある。安すぎるし、色々な種類が食べれるし、初日の食事としてはかなり当たりだった。

その後、HEYTEAの清爽芭乐提を買いに上海荟聚に寄った。店頭のQRコードのアプリはうまく動かなかったが、Alipayのミニプログラムのやつだとちゃんと注文できた。ホテルに持ち帰って飲んでみた。名前の通りなんか爽やかな味がして、なんだかよくわからないけど美味しかった。
あまりにも乾燥していたのでフロントに加湿器を貰いに行くことにした。今度は英語が通じない人が出てきたので翻訳アプリが必要になったが、回線の調子が悪くてなかなか翻訳されない。いけるかもとおもって「加湿器」をそのまま見せたら行けた。漢字ありがとう。 その後もらった加湿器のふたが固くて開けられず、もう一度フロントに行った。偉い人っぽい人が力いっぱい回したら開いてちょっと気まずかった。まあ客が力いっぱい回して壊れたらまずいし、しょうがない。
ここでルームキーが無いことに気がつく。友人と一緒に行っていたので部屋を締め出された訳では無いが、普通に困るので探しに行くことになった。 正直半分くらい諦めていたが、交差点のところに裏向きに落ちているのを友人が見つけてくれた。1人だったら絶対見逃してたしありがたすぎる。SKYBRIDGE からの帰りに信号待ちでスマホを取り出したときに落としたっぽい。
2025-11-28: 不可抗力の日
少し寝坊した。
せっかくなので上海蟹を食べに行きたいと思っていて、予約が必要そうだけど電話以外の予約方法が見つけられなかったので困っていた。 ホテルのコンシェルジュが居たので、調べて出てきた成隆行という店の予約を頼んでみることにした。 研修中っぽい名札を付けていたので少し不安だったが、その場で電話をしてくれた。途中で電話番号を持っているかと聞かれたので持ってないと答えた。 少ししてからメモを差し出され、名前を書くように言われたのでアルファベットと漢字を併記した。その紙を見ながら何かを電話口で伝えてて、漢字の中国語読みっぽいものが聞こえた。 当日までに中国語読みを覚えないといけなくなってしまったなと思いながら待っていると電話が終わり、さっきのメモの下に数字列が書き加えられたものを渡された。コンシェルジュの人の電話番号らしく、その電話番号で予約をしてくれたらしい。
その後、點都徳に朝食を食べに移動することにした。店舗はあちこちにあるみたいだったが、最寄りの店舗に行くことにした。移動中にふとクレカの通知を確認したところ、5元とかのはずの地下鉄の運賃が15元引き落とされてることに気がついてびっくりした。調べるとデポジットらしい。
寝坊したのもあり、到着してみると11:00とかだったので朝食という感じでは無くなってしまった。店頭で店員に人数を伝えたら入るように言われたが、どの席に座れとも言われなかったので適当に座った。なかなか店員が来なくて不安になったが、そのうち来てくれて、まずお茶を選ぶように言われたのでプーアル茶を指さして選んだ。机のQRコードを読み込んだら注文ができるシステムだったので言語の壁はクリアできた。量の加減がわからなかったので、Amapに載っていた一人あたりの予算を目安に焼きそば、ワンタン麺、焼売などを頼んだところ、ちょっと多すぎた。全部おいしかったしなんとか食べられたけど。

そのままスマホからAlipayで会計ができるようだったで済ませたが、店内にはレジもあるので、そのまま帰って良いのか不安になった。店員に会計後のスマホの画面を見せたら 👍️をされたので店を出た。
その後、上海中心大厦(上海タワー)に移動。今までの飯で物価が安い印象を受けていたので、チケットが高くて驚いた。より高い方のチケットを買うと免震ダンパーが見れるらしく、興味があったのでしかたなくそっちを買った。
Alipayは高額決済をすると3%の手数料が取られるんだけど、2人分をまとめて支払ったらこれに引っかかってしまい、悲しい。
適当に建物の中に入ってみたが、広くてどっちに行けば展望台なのか分からない。階段を降りたらチケットをチェックしてそうな人がいて、その人にチケットを見せてみると通れたので、そこで合っていたらしい。
チケットは絶対に高すぎるけど、
地上から見てすごく高いと思ってた隣のテレビ塔を見下ろせるのとか、同じ見た目のアパートがたくさん並んでいるのとか、高いところから見る異国の景色はおもしろかった。
たぶんスカイツリーに行く外国人もそういうことなんだと思う。
あと栓抜きみたいなビルの上の方の窓掃除をやってる人たちが居てビビった。

これだけ入場料の高い場所のトイレはきれいなはずだと思ってトイレに行ったけど、普通どころか上のフロアにある唯一の個室は便座が汚れていたので、下のフロアを使うしか無かった。
景色も見飽きてきたので、そろそろダンパーのあるフロアを見に行きたくなったけど、どうしたらいいのか分からない。帰り道じゃない出入り口があったので、そこに立っている人にチケットを見せると、横の券売機みたいなところに案内してくれた。何か操作をしてくれて、この時間でいいか?みたいな確認をされた。その機械から時間が書かれた紙が出てきて渡された。ふらっと行って見学できるわけじゃなくて、決められた時間があるらしい。
時間まではまだ少しあったので、展望フロアのお土産屋も見てみた。上海タワーの形のペットボトルに入った水があったけど観光地の値段をしていたので買わなかった。あと綿菓子を作る機械とかVRゴーグルで何かを見るやつとかがあった。 日本のお土産屋でよく見る、メダルに名前が刻印できるやつの最新版みたいなやつがあって気になった。
決められた時間になったので、さっきの出入口に行って紙を見せたら入れた。 ダンパーのあるフロアは、ビルに風によってどのような種類の力が加わるかの解説とかがあっておもしろかった。 そのフロアから階段を上がると、ダンパーが直接見れるようになっていた。そこでしばらく待つと、プロジェクションマッピングやレーザーでの演出が始まった。派手だった。
その後、展望フロアに戻ってメダルを買った。活字(簡体字)も入力できるし手書きもできるので、日本の観光地によくある(あった?)やつより、かなり進化してるみたいだった。
簡体字の入力はピンインでやるらしい。始めてだったしカウントダウンもあったので焦ったけど、調べながらなんとか本名が入力できた。

ついでに近くの豫園を見たかったけど、有料エリアが閉まりそうな時間だったので諦めて、百联ZX创趣场に応援広告を見に行くことにした。 地下鉄で人民广场駅で降り、新世界城から出て(人民广场は時間が遅すぎて入れず)南京路步行街をぶらついた。 何かのコスプレの人やミニモニっぽいファッションの人などが居て賑やかだった。 あとパンダが書かれたサトウキビのジュースが売ってて、友人が買った。不味かったらしく8割位残った状態で譲渡されたので飲んでみたが、確かにまずい。甘いのはいいんだけど、あまりにも青臭すぎる。
そうこうしているうちに百联ZX创趣场に着いた。ちょうどタイミングよく応援広告が表示されてたので写真を撮ったけど、タイミングのせいでかなり斜めになってしまった。

ここらへんでトイレに寄り、ついでにサトウキビジュースを捨ててしまった。 建物を出て次の予定を考えていたところ、もう一度応援広告が見れた。近くに花譜ぬいを付けてるオタクも居た。【公演中止のお知らせ】
— NATORI OFFICE inc. (@natori_office) 2025年11月28日
「natori ASIA TOUR 2025 Live in Shanghai」
本日開催予定でした上海公演に関し、
中止のご案内をいたします。
ーーーーーーーーーー
ファンの皆様
不可抗力の事情により、11月28日に上海で開催を予定していた「natori Asia Tour 2025 Live in…
その後、黄浦江クルーズのために十六舗埠頭に徒歩で向かった。黄浦江まで出たあとは、土手の上を歩いてたけど、入口は道路沿いだった。到着してみると、明らかに修学旅行みたいな集団が長蛇の列を作っていて、並んで良いのか?という感じだった。 そこら辺にいた学生ではなさそうな人に聞いてみると、仲間内の英語を話せる人が出てきてくれた。どうやら団体客も一般客もごちゃまぜらしく、この長い列がクルーズの列であってるらしいので、並んだ。 進んでみると手荷物検査のための列だったことが分かった。そこを超えたら特に列も無く、チケットカウンターでbooking.comのバウチャーコードとチケットを交換した。
待合室にはセブンがあったり、ロボットアームでソフトクリームを作ってくれる自販機があって気になったけど、あまり時間がなかったので諦めた。 その後、トイレを済まして列に並び乗船を待っていたが、時間になっても全然列が動かない。15分遅れくらいで乗れた。 いくらか(たしか100元)出すと屋内やさらに高い位置の専用エリアに入れるみたいで迷ったけど、課金エリアでない場所でそこそこいい場所が確保できたのでやめた。 船から見る景色はビルだらけで、どのビルもデカくて明るくて派手で楽しかった。
船上で体が冷え切ったのでどこかで飯を食べたくなった。賑わってそうな北側に歩きながら飯を探したけど高い店しか無くて、下調べ無しで入る度胸はなく、適当な建物の軒先の段差でじっくり店を調べることにした。
このあたりでSMSが来てることに気がついた。そろそろ中国の電話番号でのSMSの契約が切れる頃だったのでその通知だと思って雑に開いたところ、ライブのチケットを販売しているDamaiからで、しかも「非常遺憾」などという不吉な書き出しだった。不安になって翻訳したらなんか公演をしないとか書いてある。急いでtwitterの花譜公式アカウントを確認すると同じ事が書いてある。時期的に、中国が日本への渡航自粛を呼びかけていたことを思い出して、無い話では無いと思えてしまったのもあり、かなり素直に受け入れられたが、あまりにもなのでとりあえず段差に座り込んだ気がする。 飯を探すという気にもなれずtwitterの閲覧を続行(ホテル近くの巴奴毛肚火锅が深夜までやってるのは知っていたので、食いっぱぐれることが無いのは知っていた)。結局その間に友人が火鍋屋を探してくれたので、そこに向かってみた。到着してみると、しゃぶしゃぶ屋だったが、すごい人数が待ってたため諦めた。そのまま歩いていると百联ZX创趣场の方まで戻ってきたので、重庆高老九火锅という火鍋屋に行くことにした。
店について2人だと伝えると謎の紙を渡された。5とA128とかいてあるので5番卓かA128卓なのかと思い店内を探すも全く見つからない。店員に聞いたら店の入口の椅子に座るよう案内される。紙を翻訳してみたところ、どうやらキューの5番目でA128で呼び出されるということだったらしい。 百は発音を知らないので不安に思ってたが、イーアーバーみたいに読み上げてくれるシステムっぽくて一安心。呼び出されてみて分かったが、(変な外国人が店内をうろついてたためか)目をつけられていたらしく、むこうから呼びに来てくれたので、そもそも中国語のリスニングは必要無かったらしい。
ここもスマホで注文するシステムだった。辛いのと普通のの2色鍋にした。入門辣みたいなのを選んだのにめちゃくちゃ辛かったけど美味かった。つけダレカウンターみたいなところで辛さを誤魔化すためのタレを調合しに行った。Ankiで学んだ芝麻酱がゴマだれであるという知識が役に立って感動。あと隣の卓が鴨の血の液体版を注文していて、どう食べるのか気になってチラチラ見てたけど、食べずに帰ったみたいで謎のままだった。固形のものは日本の麻辣湯の店でも定番なので見たことがあるが、液体はどう食べるんだろう。野菜に加えて、センマイっぽいものとか、何らかの腸とか珍しいものを頼んだりして食べた。特に珍しい味がするわけでもなく、スープによく絡んでおいしいって感じだった。辛すぎたので中国でよく見る椰树牌を頼んだ。

会計を済ませて店を出た。レジのところにあった飴をもらって舐めてみた。ミントの味でサッパリしてよかった。 食べている間にいつの間にか深夜になってて終電がなさそうだったのでDiDiを試してみることにした。車を待っている間にドライバーにチャットで連絡できるようになっていて、「中国語喋れないので電話じゃなくてチャットで」とか「道の反対側にいます」とかが英語で表示されてるのをタップすることができる。たぶん運転手に中国語で伝わるようになってるんだろうし、かなりありがたい仕組み。しかも深夜でもそこそこ安かった。
ホテル到着後にtwitterを見てたところ、ライブ会場の様子の写真が投稿されていた。どうやら日付が変わってからも会場の入口あたりに人が居て投稿しているらしい。徒歩圏内のホテルをだったこともあり、せっかくなので(1人で)向かうことにした。
ホテルの北西の交差点の信号を渡ろうとすると、そこに先端に人が乗れる用になってるタイプのクレーンの車が停まっていて、クレーンが真横に伸びている。休憩中だったようで人は乗ってなくて動きはしなそうだったが、通って良いのか自信がない。
歩道橋もあったが入口が封鎖されていたので通れず、しかたなくクレーンを小走りでくぐって信号を渡った。近くで休憩をしている作業員らしき人にも止められなかったので、別にいいんだと思うけど、なかなかヒヤヒヤする経験だった。

地図上ではすぐそこに見えたのに、めちゃくちゃ太い道路を横断する必要があるため、信号だらけで時間がかかった。信号と信号の間隔が、徒歩だとちょうど一回の青信号で間に合わないギリギリくらいになってて、少しもどかしかった。 寒いし暇だったので、適当にdiscordサーバーのボイチャに入ったりした。そこにいた1人は中止について知ってたらしい。 会場のある公園の角を曲がったあと、入口との中間くらいのところで人とすれ違った。深夜なのでちょっと怖かったが、ピンク色っぽいぬいポーチを付けていたので、たぶん向こうも会場を見に行ったオタクなんだったと思う。
深夜だったのに公園には普通に入れて、入口の警備員室みたいなところにも看板にも街灯にも明かりがついていた。
入口からまっすぐ進んでみると階段があり、階下にライブのキービジュアルの看板を発見した。

www.youtube.com 動画です。3Dで撮れるやつで撮ったら明るさが足りなくてホラー映画みたいになってしまった。3D動画としてアップロードされているので、設定から2Dを選ぶと見やすいです。
一通り見たり写真や動画を取って帰路についた。帰りにtrip.comと書かれたビルを見つけてへ~となる。後で調べたところ、中国の会社らしい。どうりで上海の観光地を検索するたびに上位に表示されるわけだ。 SKYBRIDGEの北を通りかかったとき、そこにあるコンビニに寄ろうとして遊歩道に入ったが、ながーく迂回して元の道に戻るだけの遊歩道だったので諦めた。 地下道の入口らしきものは存在していて、たぶんSKYBRIDGEにも繋がっているとは思うが、日中しか開いていないみたいだった。 ホテルに帰って寝る頃には5時とかになってたと思う。
2025-11-29: ライブ初日
ライブ初日だったはずの日。この日のチケットは先着に負け続けて取れていなかったので中止でなかったとしても行けてはないけど。
さすがに午後に起きた。
SKYBRIDGEにご飯を食べに行く。初日に食べられなかった麻辣湯屋に入ってみたが、机に貼られたQRコードがWeChatのもので、WeChatPayは準備してなかったため諦めて楊国福麻辣湯に行った。冷蔵庫とトングとボウルが置いてあって、システムはだいたい同じっぽかった。
麻辣湯では辛さを聞かれるイベントが発生するのは分かっていたので予習はしておいたつもりだったが、微の発音を間違えてたため微辣が通じなかった。ジェスチャーを読み取ってもらって「一点儿?」と聞いてもらえて事なきを得た。
(花譜のアカウントがあることもあり)weiboが微博であることは知っていたので、この知識と結びついていれば間違えていなかったはず、反省。
その後もなにか言われたがどうしても分からず、翻訳アプリのお世話になった。20元以上で飲み物がついてくるので隣の冷蔵庫から好きなのを選ぶようにと言ってくれていた。20元をギリギリ超える量の具材を取っていてラッキーだった。雪梨とか書かれたジュースを選んだ、おいしい。
楊国福麻辣湯は日本にもあちこちにあって行ったことがあるけど、器も同じやつっぽかった。日本との違いはたぶん値段が1/4くらいであることと少し具材が違うことくらいだったと思う。

その後はライブ会場を見に行くことに。北側の道に出るために昨日見つけた地下道を通ってみたところ、清掃をしている人に遠くから何かを話しかけられた。その人の居るところより手前で曲がって地上にでてしまったので何だったのかは分からないが、何事もなく北側の道に出れたので、昨日と同じように会場に向かった。 会場に付くと階段の手前のあたりに人だかりができていた。その人達は机を囲んでいて、机には花譜とかの見慣れないグッズがたくさんとビール数本が置かれていた。話しかけてみたところ、英語を話せる人が出てきてくれて、グッズをたくさんくれた。 オタクが作ったオリジナルの(非公式の)グッズで、オタクどうしで配っているらしい。そういう文化があると聞いたことはあったが、こっちは何も用意してないしかなり申し訳ない気持ちになった。
下にも人がいると聞いて階段の方に向かったところで、看板がすでに別のものに変わってるものに気がついてびっくりした。たぶん元々その施設の案内の看板だったものの上からライブのKVを印刷した布で覆っていたみたいで、撤去は簡単だったんだと思う。 看板の前に居た中国のオタクと話した。高校卒業記念ライブのグッズをバッグに付けて居たのでそれについて話した。翡翠の街が好きらしく、かなり詳しかった。(ちなみに、ちょうど今YouTube配信でこのライブの同時視聴会が配信されていて、それ見ながら書いています。オタク、見てるか?) 円盤発売して欲しいという話をあるあるのつもりで振ったところ、全く共感されず、スマホの画面を見せられた。覗き込むと、そのライブの画面録画だったので思わず苦笑いをしたところ、日本では非合法なのかと聞かれた。 悩みつつも自分の解釈を適当に述べてみたが正しいのかも伝わってるのかも謎。この旅行で一番異文化を感じた瞬間だった。法的には分からないが、少なくとも公式は許可してないはずなので、それに言及するだけで十分だったかも知れない。
HAYABUSA EXPERIENCEのTシャツを着ていた人は、そのTシャツでいろんなライブに行ったことがあるものの、花譜のライブはこれが初めてになるはずだったらしい。悲しい。
こちらでもグッズをもらいまくる。ヰ世界情緒のオタクにもらったアネモスのしおりが雰囲気があって良かった。手作りのスタンプで作ったらしく、スタンプを見せてもらった。色合いとかにどことなく中国っぽさも感じるし、しおりってところもなんかいい感じだった。
その後、リュックにつけていたバッジの話をした。例のガチっぽいオタクは廻花展のバッジを認識しててさすがすぎる。「ですから、灼けました」の缶バッジも付けていたがそっちは知らないらしい。笹川真生もピンときてなそうだった。理芽が出るのは翌日だったししょうがないね。

しばらく話したあと、喉が渇いたので飲み物を買いに行くと言ってその輪を抜けたが、エラーが出て買えなかった。ただの冷蔵庫に鍵がついているだけの自販機で、QR決済で支払いをしたうえで買った商品を取り出すタイプ仕組みのようだった。 エラーは翻訳では意味が分からなかったのでさっきの人たちに画面を見せながら聞いたら、中国のIDがないと買えないと教えてくれ、奢ってくれると言ってくれた。 現金も持ってなかったし、たしかに向こうの言う通り少額ではあったので、あまり食い下がるのも逆に失礼かと思って普通に奢ってもらってしまった。 おすすめを聞いてサントリーのレモン水にした。普通にレモン水で、誰でもおいしく飲める味だった。 たぶんその自販機は(QR決済であることを除けば)田舎で見るような無人販売所と大差無くて、やろうと思えば万引きし放題なのかもしれない。 「カメラを塞ぐな」という注意書きもあったので最低限の監視はあったっぽいけど、ちゃんと万引きを捕まえるためにはID認証が要求されるのも納得できる。
奢ってもらった流れでもう少し会話を続けた。日本語を先月から学び始めたという人がいたので、中国語のduolingoを見せると向こうもduolingoを使っていて謎の盛り上がりをみせた。お互いに逆方向に使っているのおもしろい。 向こうのストリーク自体は30日くらいでこっちのほうが長かったが、どうやら(Vの?)動画視聴は長く続けているらしく、リスニングは結構できるらしい。Vのオタクってすごすぎるな。リスニングができて漢字が分かったらだいぶ簡単に勉強が進むのでは? その流れで日本語で「来月から日本語の勉強を始めた」と言われたので先月だと訂正をしたりした。言われてみると、先の月が過去なのは確かに理不尽ではある。自然言語そういうところだぞ。
その後、アンケートを取っている人に紙とペンを渡された。日本語も併記されててたすかる。花譜を知ったきっかけの曲と一番好きな曲、好きな衣装を聞いているらしい。 きっかけはCount0であって特定の曲ではないので困ったが、とりえあず魔女を書くことにした。魔女の「魔」が「麻」までしか書けなくて書いてもらったり、梟が書けないのでowlと書くなど、漢字が書けなすぎるところを見せてしまった。 一番好きな曲は迷った末に代替嬉々と書いて大森靖子の話を振ってみることにした。死神やイマジナリーフレンドはかろうじて認知されてるくらいの反応であまり盛り上がらなかった。
まだまだ人はたくさん居たし会場に居て退屈することはなさそうだったが、観光もしたかったので、DiDiを呼んで武康大楼へ向かうことにした。乗車中にtwitterを見てたら、会場の倉庫から看板として使われてた布が発見されたというツイートを発見してびっくりした。会場のどこかにあった倉庫的なところにオタクが侵入してたんだろうか。ちょっと見てみたかった気もする。自分にはない発想すぎて、かなり異文化を感じた。
武康大楼に着いて、花譜のインスタやbilibiliの投稿に写ってた場所で写真を撮った。会場と違っていろいろな言語が聞こえるいかにも観光地って感じの場所で、交差点にしてはかなり混み合っていた。 トイレに行きたくなって探してたところ、信号機か街頭か忘れたが、頭上にトイレの文字と一緒にQRコードが付いていた。読み込んでみたところトイレマップだったので、それを頼りに近くのトイレの方向に向かった。大隐书局という本屋があってすごくいい雰囲気だったので入ってみたところ、店内にトイレがあった。
トイレを済ませたあと店内を見て回った。自由に押せるスタンプがたくさん置かれてたので、それを押したくて武康大楼のポストカードを買った。あと漢文(と現代中国語訳)が書かれた小さい本(昔の観光地に会ったクイズの本くらいのサイズ)も売られていたので、「孔子家語」を選んで買った。 「論語」の知ってるやつが載ってるかと思って買ったんだけど、あんまり載ってなさそうだった。まあ激安(たしか15元)だったのでOK。
近くにICPCの強豪大学である上海交通大学があり、美羅城という有名そうなショッピングモールに向かう経路上だったので行ってみることにした。
美羅城への道は大学の東側を通っているが、東側には門が見当たらなかった。せっかくなので少し寄り道をして大学の南側を歩いてみたところ、少し行ったところで門が見つかった。
しかも看板に書かれた案内によると、WeChatで申請すると中を見学できるらしい。さっそくスキャンして手続きしてみたが、中国のIDを要求してきたので諦め、門の写真だけ撮って次に向かうことにした。

美羅城に到着した頃にはすでに夕食の予約の時間が迫っていたため、大急ぎで観光した。ディスプレイで覆われた球体があり、中に入れるようだったので入ってみたところ、入口はスターバックスだった。
そこを通り抜けて適当にぶらついていたところ、中国のでは使えないはずのLINEの店を発見。LINEのキャラグッズの店らしく、やわらかいタッチにされたLINEの熊のグッズが大量に販売されていた。
このあとファミマでもその熊のポテチを見かけたので、どうやらそこそこ人気らしい。なんでアプリが使えないのにキャラだけが人気になるんだろう。

Xiaomiの店舗もあったので入ってみた。安いスマートバンドがあれば書いたかったが、そういう雰囲気ではなく高いものしか無かった。広告で見て気になってたAIグラスがあったので見てみる。 展示されてるメガネを掛けたうえで、設置されてるカードを見ながら中国語で「これは何?」とか「翻訳して」と話しかけるとAIが応答してくれるというデモっぽい展示だった。XREALとかとは違って、ディスプレイは付いていないけど、ヘッドセットとカメラが付いたメガネなんだと思う。 中国語ができないので話しかける方法すら分からなかった。電源が入ってたのかすら分からない。たぶん入ってなかった。 その後展示されているスマホとかを適当に見てたらもう時間になってしまったので建物を出た。
地下鉄でレストラン(成隆行)の最寄りの伊犁路駅に到着。最寄りの出口を出たら目の前に高島屋があってびっくり。成隆行に到着して門をくぐると「吃飯?」と聞かれたのでオウム返しをしながら通る。そのまま奥に歩いていくと店員さんが出てきたので、予約があることを(英語で)伝えたら、中国語で何かを言われた。本名の中国語読みっぽかったので復唱しながらスマホに打ち込んだ本名を見せたところ通じたようで、別館に通された。カウンターっぽいところでビビる。
そのうちメニューを持ってきてくれたので見てみた。 コースメニューは(ランチ以外)600元とかになっててそっ閉じ。フードメニューを開いたところ日本語が併記されていた。上海には韓国人がたくさんくるみたいだったのに韓国語は書かれていなかったので、名前で判断して日本語のメニューを用意してくれたのかもしれない。 ウェイターさんは英語が少ししかできないみたいで、翻訳アプリが大活躍した。高級店でもそんなもんなんだなあ。 メニューを読みながら唸っていたところ、でっかいブルーベリーが運ばれてくる。たぶんお通し。
せっかくなので特選上海蟹というのが食べてみたいが、値段のところに時価と書いてありビビり散らかす。勇気を出して値段を聞いてみたところ、いろいろなサイズがあるので見に行きしょうと言われてよりビビる。高すぎたら絶対に断るぞという強い気持ちとともに付いていくことにしたところ、
本館っぽい場所の冷蔵庫に案内された。冷蔵庫の中には大小さまざまな蟹が値札とともに並んでいて、そういうことかと納得した。許容範囲なものも結構あったので注文することにした。再び翻訳アプリのお世話になり、1人1個注文するものであることを聞き出し、258元のやつを指差した。
さらに何かの2択を聞かれたのでよく見ると、その値段の値札は「母」と「公」の2種類があった。事前に学んでいた「公寓」の発音的にも、言われた何かの一部は「公」だったっぽいし、258元のものに2種類あってそれを聞いているのだろう。母から推測してmother and father?って聞いたらyesと言われたのでたぶんオスメスだろうなとなったが、違いが分かったところで特に判断材料になるものでもないので、とりあえず1個ずつ頼むことにした。その後座席に戻って検索したが、メスには卵があるらしい。言われてみればそうだな。

改めてその他の注文もすることにした。初日に食べて美味しかったやつに似た肉料理があったので頼むことにした。メニューには2-3人だったら半量がおすすめと書いてあったのでそれを頼もうとすると、何かを言われた。翻訳したら、一切れ単位でも注文できるらしかったので4つ注文した。あと蟹の小籠包を頼んだ。 ドリンクメニューには黄酒、白酒、ワイン、ビールなどが並んでいた。白酒がすごく高いことは聞いたことがあったし、メニューに載ってるアルコール度数っぽい値も高いのでやめておいて、黄酒というところから適当に選んだ。量が少ないものは2つなのでその2択に絞った。片方には十と書いてあってもう片方には十二と書いてある。翻訳とか漢字とかから察するに、片方は十年ものでもう片方は十二支の巳年のデザインっぽかった。興味があったので巳年の方を選んだ。
肉はなぜか6切れ来た。どう伝わったらそうなるのかは謎だけど、美味しかったのでOK。小籠包もどっちもおいしかった(小並感)。 紹興酒がなかなか来ないので、「お酒をいただけますか?」を翻訳アプリに入力して見せたところ、青島ビールが2つ運ばれてきた。どうやらそもそも黄酒の注文が通って無くて、曖昧な注文をいい感じに解釈してくれたらしい。 仕方ないので飲んでいたが、上海蟹を食べる頃には飲み干してしまっていたので、注文をリベンジすることにした。メニューも持っていかれてしまったのでそれを取り戻すところから始まったが、お互いアプリを使った会話にも慣れてきたようで、今度はちゃんと注文できたみたいだった。
上海蟹は蟹の姿のまま運ばれてきた。この店は頼めば解体してくれるという口コミを思い出して、どうやって伝えようか迷ってたところ、中国語で何かを聞かれた。たぶん解体しますか?だと思ってYesと言った。その後また何か聞かれる。ジェスチャーから察するに、母と公をどう分けるかを聞かれてるっぽかったので、公と言いながら自分を指さした(母の発音はわからなかったし、どっちでもよかったので)。ここらへんのコミュニケーションは合っていたらしく、たぶん思った通りのものを提供してもらえた。 蟹を食べてる間にお酒も運ばれてきた。紹興酒のすごく飲みやすい版みたいなかんじで(安い紹興酒しか飲んだことがない)、かなり良かった。 あとで調べたところ黄酒は普通に紹興酒の仲間?らしい。
ドリンクメニューを取り返したタイミングで同時にフードメニューも手に入れたので、さっき食べ切れるか不安で注文をやめた混ぜご飯を注文することにした。なんかミシュランって書いてあるし、カニ味噌とか白子とか書いてあってどう考えても美味しそうだったので。 3つの小さい器が運ばれてきた。それぞれ米、カニ味噌とかを混ぜた具材、黒酢っぽいものだった。米と具材を混ぜるか聞かれたので混ぜてもらうことにした。 案の定、旨味の暴力みたいな味で最高だった。米を3倍にしてもいいくらい。混ぜずにそのままもらって、具材を舐めながら酒を飲んで、締めにご飯を入れるのが良かったかもしれない。
その後、会計して店を出た。メニューには外国の現金も使えると書いてあって興味は惹かれたが、素直にクレカで支払った。結局1人600元を超えてしまっていた。 ウェイターに門のところまで送ってもらった。気まずくてなんとなく谢谢とか好吃と話しかけてみたところ、片言で「おいしい」と返されて「お~」みたいに返すという謎の会話が発生した。
なんとなく来たときの地下鉄の駅に向かったが、ちゃんと調べると別の駅を使ったほうが早く帰れるらしかった。そこに向かうのに高島屋を通り抜けてみた気がするが、店内の記憶がない。たぶん他のモールと同じ感じだったんだと思う。
最寄りに付いたあと、ホテルで食べる用に、駅構内のファミマで牛肉风味馅饼と、ついでに爆辣とかかれたお菓子とペットボトルの葡萄のお茶を買った。 お茶とかは商品をレジに持っていけば注文できるが、牛肉风味馅饼はホットスナックなのでそうはいかず、ホットスナックのケースの写真をスマホで撮って見せながら指を指すという注文方法をとった。 ファミチキみたいな袋に入れたうえでレンチンしてくれた。すごく熱くなってて、紙ナプキンでつまむように渡してくれた。
その後地下道から直結してるモールを通り抜けてホテルに帰ろうとしたが、夜が遅すぎて出入口がほぼ全部しまっている。結局地上で開いてる出口は1個しか無さそうで、ホテルと逆側の出口から出ることになってしまった。 遠回りしつつもホテルについたので、牛肉风味馅饼を食べた。しいたけっぽい出汁を感じておいしいことはおいしいが、肉はあまり感じられないし、あの豪華な食事のあとだとちょっと物足りなく感じてしまった。それはそうか。 何かおかずと一緒に食べるものだったのかもしれない。知らんけど。
2025-11-30: ライブ二日目
公園で太極拳をやってるのを見てみたかったのと、フラワースタンドがどこかに置かれてるという噂を聞いていたので、ライブ会場のある公園に行ってみた。 太極拳をやるのは早朝だろうと思ってなるべく早起きをしたが、本当の早朝は無理だったので8時に起きた。ラジオ体操と同じノリだとしたら遅すぎるけどこれ以上は早起きしたくなかったのでしょうがない。
この日は hello bike というレンタサイクルを使ってみた。上海の路上にはそこら中にスマホで借りれる自転車がたくさん停められているので、すごく便利だった。 朝食も食べずに運転するのは少し不安だったので、持って行ってた駄菓子セット(たぶんDECCでもらった)からラムネを食べてブドウ糖を補給した。 北のルートは車通りが多くて怖いし交差点も複雑なので、今度は南側から行ってみた。北のルートは太い道路と交わっているせいで信号をたくさん通らないといけなかったけど、そこから南方向に向かってその太い道路は高架になっているようだったので、南だと信号の数も少なそうだったというのも理由の1つ。あと公園の入口は西側と南側なので南から行ったほうが入りやすそうだった。
南側の道に出てから、西に向かってしばらく走ると、大きな橋に差し掛かった。このまま行くと空港に入るルートになるのでは?という話になり、右折して橋を登らない下り坂の方に入ってみたが、すぐに太い道路にぶち当たったので外れだと分かった。
どうやらその橋は例の太い道路の上にかかっている橋だったらしく(高架になってる道はどこに?)、渡るべきだったようなので、戻って橋を渡った。橋からはそこそこ見晴らしが良かったし、trip.comのビルとか見えて良かった。

公園についてざっと見渡したが誰も太極拳をやってなかった。回响之地の看板が付いている下り階段を見つけたので降りてみた。そのまま建物に入ってそのまま通り抜けると昨日の看板の裏に出た。 その建物がスケボーやる施設っぽい。そういう構造だったのか。
その後、清掃員の人とかに変な目で見られながらそのまま会場の周りの施設を探検しつつフワラースタンドを探した。部屋?エリア?には太陽系の惑星がモチーフになった名前が付けられていて、色々なスポーツの施設があっておもしろかったが、フラワースタンドは見つからなかった。 剣道の大会が開かれてるようで、竹刀を背負った数人とすれ違った。
探検中、何度か1人で暇そうにブラブラしている同年代くらいの男を見かけていてオタクか?と思っていて、帰り際にすれ違ってみるとアニメイトの袋を持っているのが確認できたので、話しかけてみた。 英語は通じなかったが、こちらのTシャツやオタクグッズなどで意図が伝わったらしく何か言われる。アプリで翻訳すると、今日のライブに来るために遠くから来たらしい。 なんて言ったら良いのか分からず「残念でしたね」みたいなことを言った気がするが、今思うと残念さでは自分だって負けてないはずだし、そういう話とかもっと気の利いた返事ができたはずだな。 フラワースタンドについて聞いてみると、会場には置かれて無いと言われた。その後、何やらスマホを操作したあとで中国のSNSの画面見せてくれた。 スマホ画面を写真で撮らせてもらって、Googleレンズで文字としてコピーして地図アプリで検索してみたところ、黄浦江より東の、会場からも中心地からもかなり外れたあたりにあるようだった。 その後、写真を一緒に撮ろうと言われて撮った。こちらのスマホでも撮ろうと言えばよかったが全く思い至らなかった。twitterには上げないでねみたいな余計なことは言ったのに。コミュニケーション難しいね。 そうこうしてるうちにコスプレイヤーも近くに来ているのに気がついた。なんとなくアイコンタクトをしようとしていたが全く目が合わなかったので話しかけずに帰った。難しいね。
一旦自転車でホテルに戻った。ホテルの前に「美団」と書かれた黄色いロッカーがあって、どうやらウーバーイーツ的なやつを配達する用のロッカーらしい。興味があったのでそれを使って朝食にしようとしたけど、中国のID認証を求められて使えなかった。 しかたないので美団は諦めて、豫園の南翔馒头店に朝食を食べに向かうことにした。
地下鉄の改札の通過に失敗した。VISAタッチを複数回タッチしてしまったみたいで、エラーメッセージが改札に表示された。写真を撮って手荷物検査の人に見せると、駅員っぽい人が居るところを指さされたので、そちらに向かった。 さっきの写真を見せたところ、何かを聞かれたので、勘で「どの決済手段で入ろうとしましたか?」だと解釈して”Visa touch"と答えたところ、英語でクレカを渡すように言われた。珍しくこの駅員さんは英語ができるらしい。 ありがたい。スマホを渡したら何かをしてくれて、手前の改札を開けたので通ってくださいと言われた。 この指示は日本でSuicaの入出場記録が壊れたときにも言われたことがあって、同じだなあと思いながら通った。
地下鉄で10号線に乗り換えるときに、ホームの液晶に車両ごとの乗車率らしき値が表示されてるのを見つけた。
空いてる車両が分かって便利だけど、どういうしくみなんだろう?

豫園の南翔馒头店に着いた頃にはもう昼前だった。ちょうど混み始める時間だったようで少し行列ができていた。 行列の最後尾の人が手すりに座って何か食ってるので変だなと思ったが、あとから列に並んだ人が中国語でその人たちと会話したあとにその人を抜かして列に並んでいたので、その人はどうやらテイクアウトをそこで食べてるだけの人だったようだった。 店の前で食って良いんだと驚きつつ、その人に倣って本当の最後尾に並んだら10分程度で入れた。
2階に通されてみると、すごく広い。メニューを見て翻訳しながら迷っていると店員が来た。机にはWeChat PayのQRコードしか無くてAlipayが使えなそうだったので、まず決済手段について確認すると、クレジットカード決済ができるらしく安心。 そのまま店員に勧められるがままにいろいろ頼んだ。 待ってる間にトイレに行こうとしたが場所が分からない。店員をつかまえて、事前に丸暗記してたトイレの場所を聞く中国語を披露してみると通じたっぽいが、返事が聞き取れなくて焦った。指を指してた方に向かったらトイレは見つかった。 料理は、揚げ団子も小籠包もおいしかったけど冷たい骨付き肉は微妙だった。
店を出ると、予約してたサーカスの時間が迫っていたので、豫園は30分で急いで観光した。順路の掲示がなくて迷った。そろそろ出口かな?っと思って洞窟を通り抜けたら、入口の隣に戻ってきたときなんかは本当に驚いた。 たぶん趣がある庭園なんだろうけど、人が多すぎて全然雰囲気がなかった。Amapの口コミに早起きしろと書いてあったのも納得できる。 他の場所と比べてアジア系じゃない人が特に多く、お土産屋の雰囲気も含めて浅草っぽいなって思った。
地下鉄でサーカスの会場に移動した。入場してすぐはなぜかロビーまでしか入れなかったので、トイレに行って時間を潰した。その後、座席の方に入れるようになったというアナウンスに従って中に入った。 座席の肘掛けのところにQRコードが付いてたのでスキャンしてみると、おみやげやドリンクが買えるウェブサイトだった。場内アナウンスによると、そこで注文したものは席に届けてくれるらしい。 サーカス自体最後にいつ見たか思い出せないくらい久しぶりだったけど、すごかったし楽しかった。バイクで球体の中を走るやつとか。 あと普通に撮影してる人がたくさん居てびっくりした。
終演後、会場を出ると、修学旅行的な行事で学生が見に来ていたらしく、会場前でバスに乗り込む大行列ができていた。
事前に地図で見つけていた隣の大きなモールに行こうとしたけど、隣の建物はどうみても廃墟にしか見えない。

地図を再確認すると、その廃墟のさらに奥にモールがあるようだった。そっちはすごくでかかったし、でっかいピングーもいて楽しかった。ピングーの屋外スケート場も作られてた。 友人がおみやげに茶葉が買いたいらしく探していたが、カフェしか見つからない。スーパーなら売ってるだろうということで、スーパーに入ると日本の商品だらけだった。そもそもショッピングモール自体が日系の企業のものだったらしい。旅行で盛岡に行ったときに見学に行った、地ビールのベアレンビールまで売ってた。日本でもあれ以来見たこと無かったのに、まさか中国で見るとは。 雪梨茶とホワイトラビットの飴の外灘デザインの缶を買った。セルフレジだったので会話が発生せずラッキー。レジを出たところにお茶の専門店みたいなところがあってタイミングが悪かった。
その後、聖地のうちの1つの北外滩滨江绿地小巨蛋を見に地下鉄で移動した。その途中で、點都徳で飲んだお茶が美味しかったので持ち帰り用に販売してないかなという話になったので、最寄り駅のすぐそばのショッピングモールの中の點都徳を覗いてみた。 店頭にもAlipayのミニプログラムのメニューにも茶葉の持ち帰りは無さそうな雰囲気だったので諦めた。
小巨蛋があるはずの公園は結構広くて、見つけるのに少し苦労した。雨が降ったら通れないくらい坂が急な橋を渡って、ぐるっと回って橋の下を通ったところに小巨蛋はあった。 先客が集団で写真を撮っていたのでよく見ると、花譜のぬいぐるみを持っているオタクだと判明。向こうから話しかけてくれて、英語で返すと日本人かと聞かれた。オタクのうち1人は日本語がすごくうまくて普通に日本語で会話できた。 朝にフラワースタンドを探しに会場に行ってみたことを話すと、中止の影響で会場には置けなかったため、フラスタ企画の主催者の知り合いの店(たしかカフェ)に置かせてもらっているのだという事情を教えてもらえた。ついでにその知り合いに曲を布教できたらしい、いい話。 他の聖地に行ったか聞かれたので、武康大楼には行ったがもう一箇所は場所が分からいので行っていないと答えると、だいたい上海市浦东新区浦明路1500号のあたりであると教えてくれた。 その人は、2-3月の横浜のライブにも行く予定らしいので、そこで会えるといいねという話をして別れた。
せっかくなので教えてもらった地点に行ってみることにした。地下鉄だと時間かかりそうだったのでDiDiで移動することにした。公園から道路に出るのに迷いまくった。
DiDiの車の運転席に中国とロシアのミニ国旗があってちょっと緊張感があった。韓国人かと聞かれて謎の歌を歌われ、苦笑いで誤魔化した。
教えてもらった地点の近くの港に停めてもらい、川沿いの遊歩道を歩いて移動した。
たしかに、川沿いには写真に写っているような金網みたいなのがあった。金網の角度は写真とは違っていたので、角度が変わっているところを探しながら歩いたところ、少し出っ張ってるあたりがそれっぽかった。

夕飯を食べに刘文祥麻辣燙に自転車で移動することにした。Amapのナビをオンにすると日本語音声で指示してくれるらしかったので、使ってみた。便利だった。
刘文祥麻辣燙もシステムはいつもの感じだった。今度は中辣にしてみた。通じたっぽくて安心。麻辣燙のスープの味はあまり食べたことがない感じで、香醋(?)っぽい酸味があってとても美味しかった。
鴨の血の切り方にウェーブが着いてるのはなんでなんだろう。

駅が近かったので、帰りは地下鉄にした。 最寄り到着後、帰りがけにモールの斜向かいにあるローソンに寄っておかしと缶ビール(雪花啤酒の经典老雪)を買い、ホテルで飲んでみた。 おかしはわさび豆みたいなやつだった。日本でも慣れ親しんだ味で美味しい。ビールは少し濃いめの青島ビールって感じだった。違ったらすみません。
2025-12-01: 帰国日
朝ごはんを食べに自転車で弄堂咪道に行った。ラムネはもう無かったので、「プチプチうらない」を食べた。旅行運が☓だったので、そうだねってなった。 席に座る前に注文するシステムっぽかったので、ミニプログラムで注文できたら良いなと思って入店せず隅の方でスマホをいじっていたところ、友人が店に突撃して店員に注文の仕方を翻訳アプリで聞いていた。コミュ強ムーブすぎる。
続いて入店し、メニューの写真を撮って指差す作戦をしようとしていたところ、店員のおばちゃんが店内に掲示されてる人気ランキングのパネルの方に案内してくれた。
数の言い方くらいは覚えていっていたため、「一、二、六、一个」という注文をしたら通じたらしい。おばちゃん、カタコトの外国人を相手にしたコミュニケーションが上手ですごい。
ちなみにトップ2が揚げパンと豆乳で、揚げパンを豆乳に浸して食べるのが定番の朝ごはんらしい。6位は餃子で、食べてみたかったので注文した。
頼みすぎだったのか、揚げパンの油にやられたのか、食べきれなかったので、少し友人に食べてもらった。

店を出たあとは少しその建物を見て回った。地下鉄の駅に直結している施設らしい。松のやオープンと書かれているようだったので探してみたが見つからなかった。どうやらまだオープン前だったらしい。
自転車で帰ってホテルで荷造りをした。チェックアウトが12時らしくかなり余裕があり嬉しい。 luckin coffeeとCHAGEEという店を旅行中にたくさん見かけていたので、そのどちらかに行ってみようという話になった。調べてみた感じ、luckin coffeeは普通のカフェっぽかったので、中国茶が飲めるCHAGEEが採用された。
チェックアウトしてから隣のモールのCHAGEEに行った。席がなさそうで店の前でまごまごしてたら試飲を勧められて、席も案内してもらえたので入店した。 スマホでメニューを見て、定番っぽいジャスミン茶のミルクティーにした。会員登録したらちょっと安くなった。 袋が1元で買えるみたいで、記念になりそうだったのでついでに注文した。 しばらくするとスマホに完成通知が来たので取りに行った。どうやら袋はテイクアウト用のものらしく、どう見てもテイクアウト用のものを渡された。それであれだけ安かったのか。袋に注文番号が直書きされているのにはびっくりしたけど、これはこれで記念になるから良いか。
席に戻って袋から取り出してそのまま飲んだ。日本で飲むようなジャスミン茶よりずっとお茶が濃くておいしかった。日本のコンビニの100円のジャスミン茶の倍以上の濃度がありそうだった。 壁に書かれた情報によると、いろいろ無料サービスがあるらしい。水やウェットティッシュは分かるが、雨具まで無料って書いてあってすごすぎる。 お茶が濃くてカフェインにやられそうだったこともあり、水を頼むことにした。単語帳の例文でやっていたので翻訳アプリに頼らずに突撃してみることにした。丸暗記した表現を詠唱してみると、伝わった雰囲気があって、何か選択肢を提示された。 聞き取りに失敗したので数回言い直してもらい、英語ができそうな店員を呼ばれかけるもギリギリで「热水、冷水?」であることが分かった。水といったら冷たいものだという思い込みのせいで苦戦してしまった。お茶とかを注文してたらたぶんもっとスムーズに分かったはず。
フライトまではまだ時間があったので、少し田子坊を観光することにした。最初の乗換駅は静安寺駅で、帰りに少し静安寺にもよれたらいいなと思っていたので、そこでロッカーに荷物を預けたかった。 Uなんとかというロッカーを見つけたが、アプリの会員登録がうまくいかない。本人確認のところに日本のパスポートが選択肢にあるので外国人でも使えるはずだが、パスポートIDの形式がダメだと言われる。 各国のパスポートのIDのフォーマットをすべて把握して検証するのは難しいだろうし、そこらへんの実装ミスなんだと思う。韓国とかの需要が高そうな国のパスポートはテスト済みなんだろうか?しょうがないので諦めて他のロッカーを探すことにした。
この駅でトイレに行ったところ、大便器は個室という固定概念が破壊された。今写真見て気づいたけどトイレットペーパーも無いな。

2つ目の乗換駅(たぶん肇嘉浜路駅)のロッカーは別の会社のやつだったが、ここに預けるのは不便なので試さなかった。田子坊最寄りもUなんとかだったので預けられず、結局スーツケースを押しながら田子坊の狭い道を観光することになってしまった。
田子坊では友人がブログ記事で見たらしい店を探していたが、見つからない。写真に写ってる住所の表示から元々店があったであろう場所にはたどり着けたが、謎の電化製品の店になっていた。 ぶらぶらしているときに、店先で3Dプリンタで出力したらしい、ショート動画で見たことのあるおもちゃが売っているのを見つけた。こういうやつ。 www.thingiverse.com 値段を聞いたら20元と言われて、現地の物価にしては高すぎる気がしたけど値切る自信もなかったし、まあ出せる値段だったので買ってしまった。 ついでに杏露酒の試飲を勧められた。土地柄的に3Dプリンタの店ということはなさそうだったので、たぶん本当はお酒の店なのかもしれない。美味しかったけど日本のコンビニで買えるやつとの違いが分からなかったので買わなかった。
気がつくと空港に居るべき時間の1時間前になっていた。急いで地図アプリで調べると、地下鉄では1時間20分かかるらしく、まずい。 車だと40分で着くらしいので、仕方なくDiDiを呼ぶことにした。地下鉄の駅に荷物を預けなくて本当に良かった。 少しは時間に余裕があるはずなので、DiDiを呼ぶ前にトイレに行くことにした。たぶんCHAGEEのカフェイン(あと杏露酒も?)のせいでトイレが近くなっていたんだと思う。 乗車後すぐドライバーにターミナルの番号を聞かれた。アプリで指定したはずだけど、重要なので確認のために聞いてくれたんだと思う。 出発後、わりとすぐ高速道路っぽいのに乗ったので、そもそも高速の入口に近い観光地だったんだと思う。ラッキーだった。ただ、高速代のせいなのか深夜に1h乗ったときの2倍以上の値段になっていた。飛行機に乗り遅れるわけにはいかないのでしょうがないけど。
空港に到着するとちょうど離陸の2時間前だった。チェックインも手荷物検査もそこそこ混んでいて、済ませた頃には搭乗開始の30分前だった。昼食を食べそこねていたので急いで食事をすることにした。何を食べても高かったので、あえて(?)118元の蟹の混ぜ麺みたいなやつにしてみた。蟹の味はするがすごくおいしいわけでもなく、どうしても成隆行の混ぜご飯と比べてしまう。成隆行に行かなければこれも楽しめたはず。ミシュラン許せねえよ。
食べ終わった頃には搭乗開始5分前になってたので、急いでお土産と飲み物を買う。上海タワーの形のボトルに入った水が10元で売っていて、他の水と同じ値段だったので喜んで買った。手荷物検査後の水だと思うと格安だと思うし、お土産になるのでおすすめです。
飛行機が走り出したあとくらいにポケットからスマホが滑り落ちて、席と壁の隙間に滑り込んでしまった。タイミング的にあまり身動きが取れる感じでも無かったので一旦諦めることにしたところ、いつの間にか寝てて離陸の瞬間を見れなかった。上海の夜景を飛行機から見たかったなあ。 起きたら雲の上でびっくりした。その後、シートベルト着用サインが消えてすぐCAさんに相談した。日本便なので余裕で日本語が通じて嬉しい。スマホは椅子の下(つまり後ろの人の手荷物の上)に落ちていたらしく無事回収できた。
まとめ
ライブが中止になったので観光時間は増えたはずだが、5日じゃ足りないなって感じだった。でも旅行中はどうしても睡眠不足になりがちだし、空気の乾燥もしんどかったので5日が限界だったと思う。 あと、多少文字が分かったり文化が近いせいか、興味を惹かれる商品が多い気がする。
ライブの中止についてはただただ悲しい。準備が無駄になるのが一番悲しいので、実は関係者には早くから中止が知らされていたとかだったらまだ救いがある気がする。 何かしら記念品が欲しいなと思っていろいろ調べた。Damaiのアプリで記念チケットが買えるらしいが、すぐには届かないみたいだったし、中国の住所しか指定できないみたいだったので、ダメだった。
FFT で高速に畳込みを計算する
この記事は Competitive Programming Advent Calendar 2017 の24日目の記事です。
はじめに
この記事の内容
競プロの問題を解く上で知っておくと有利になりそな部分だけ解説します。 「2つの配列を畳み込むアルゴリズム」として解釈してると 困るかもしれませんという内容です。そう思ってない人には 当り前のことしか書いてありません。
畳み込みとは
数列 と
に対して、
で定義される数列
を求める操作を 畳み込みと呼びます。
それぞれの数列を係数として持つ多項式 ,
,
を考えると、
となっているので、 畳み込みのかわりに多項式の積を考えても同じことになります。
準備
突然ですが、 昨日僕が出題した問題を 解いて下さい(脳内ACでもいいです)。
この問題のミソは、 次の多項式の掛け算をするのには
かかるけど、 例えば
だけを求めるだけなら、
と
を計算して 掛け算するだけで 求まるという部分です。
多項式の掛け算
多項式補間 (interpolation)
ところでこの問題を知っていますか?
ここでは解法には直接言及しませんが、問題文を読むと 秘密の 次多項式
に対して
点で評価した値
が分かっていれば、多項式
が特定できると書いてあります。 こういう操作を多項式補間 (interpolation) と言います。
多項式の掛け算のアルゴリズム
多項式補間を使うと、多項式の掛け算を変わった方法で計算することができます。
次以下の多項式
について、
を計算するには、
を求める(
)
を求める(
)
を計算する(
)
- 3 で求めた値で多項式補間して
を求める(
)
これは全体でO(n^2)です。普通の掛け算の計算方法と同じですね。
1,2 番目の処理を multi-point evaluation と呼びます。日本語でなんて呼ばれているのかは知りません。誰か教えてください。
FFT
FFT
今まで多項式を評価する値は に固定していましたが、実はこれらは
個の異なる値であればなんでも多項式補間できます。
多項式の掛け算をするという目的で多項式補間をする場合、これらの値として何を使うかは本当になんでも いいわけですが、実は特別な値を使うと、multi-point evaluation も多項式補間も で計算できます。これが FFT です。 さっきの多項式の掛け算のアルゴリズムが
だったのはmulti-point evaluation と 多項式補間のせいだったので、そこを FFT で置き換えるだけで多項式の掛け算を
で 行うことができます。
FFTの解説は別の何か(ATC001Cとか) を読んで下さい。
畳み込み以外
FFTをしたあとの要素ごとに積を取る操作を和に置き換えると、数列の畳み込みでなく 数列の和を求めることができます(詳しくはyukicoderに出した問題を参照して下さい。)。 例えば、3つの多項式 に対して
を計算するのも、多項式それぞれを1回ずつFFTすれば計算できます。
おまけ
他の変換
ARC 059 F バイナリハック について
まーすさんのブログにいちゃもんを付けたら(ごめんなさい)おもしろい話になったので反省も兼ねてブログにメモします。
この問題のsが空文字列である場合の答えa_Nがどんな数列になるかという話をしていました。
つまりこれの途中で出てきたけど結局使わなかったやつです。
dpをするとどうなるか
まず、キーを押す操作を逆から考えます。こうすると、削除は何回でもできるけど入力は今までに削除した回数以上はできないというルールになります。
i回入力してj回削除をする方法の数をi行j列に書いたdpテーブルを考えます。左上に1を書いてから、上の数の2倍+左の数をどんどん書いていけばok

この表でn回キーを押した状態は斜めに並んでいます。なので、求める数はこの表を斜めに足し上げた数です(赤で書いてあるやつ)。この数列はOEISすると出てきます。
漸化式
この数列をよく見ると、nが奇数の時a_{n+1}=a_nになってます。なぜそうなるのかを考えてみると、

こんな感じで、それぞれの数について左側に普通に足したものと、下に2倍して足したものが足されるからだと分かります。だからnが奇数ならこれは絶対成り立ちます。つまり、a_{2n}=3a{2n-1}です。
偶数の時はどうかというと、左下の数の下に数字を書くことが無い(入力する数の方が多くなるから)ため、この法則が成り立ちません。3倍しただけだと、左下の数の2倍だけ本来の数よりも大きくなってしまうので、その分を引いてやる必要が出てきます。
左下の数というのは、削除と入力を同じ回数する場合の数でした。削除の数は入力の数より少なくては行けないので、これは括弧の付け方みたいなもので、ほぼカタラン数です。ぴったりカタラン数ではないのは、この問題では入力の方法が2通りあるからで、入力の数だけ2を掛ければよいです。つまり、合計で2n回キーを押した時の左下は、2^nc_nとなります(c_nはカタラン数のn項目)。つまり、a_{2n+1}=3a_{2n}-2^{n+1}c_nです。
数式をきれいにしたいので後で調べて直します